コロンビア・ウイラ産コーヒーの特徴と魅力
コロンビアのコーヒーは日本でも馴染みが深いですが、「ウイラ県産」と聞いてピンとくる人はまだ少ないかもしれません。ウイラはコロンビア南部の山岳地帯に位置し、標高と気候の条件がコーヒー栽培に向いている地域です。Dusk Lab Blend では開業当初からウイラの豆を仕入れており、秋のブレンドの主軸として使っています。
ウイラ産の風味の特徴
ウイラ産の豆は、甘みとコクのバランスがよいことで知られています。チョコレートやキャラメルのような風味が出やすく、酸味はあるものの穏やかです。エチオピアのイルガチェフェと比べると、フルーティさよりも落ち着いた甘みが前面に出ます。
この「主張しすぎない」バランスのよさが、ブレンドの主軸として使いやすい理由です。他の豆と合わせたときに、全体をまとめる役割を果たします。
ウォッシュドプロセスとの相性
ウイラ産の豆はウォッシュドプロセスで精製されることが多く、クリーンな風味が出やすいです。果肉を取り除いてから乾燥させるため、豆本来の風味が素直に出ます。Dusk Lab Blend で仕入れているウイラの豆もウォッシュドで、秋のブレンドに使うときはこのクリーンさを活かしています。
ナチュラルプロセスのウイラ産も存在しますが、当店では現在取り扱っていません。ウォッシュドとナチュラルの違いについては、エチオピアの豆で飲み比べていただくのが分かりやすいです。
エチオピアとコロンビアを合わせる理由
Dusk Lab Blend の秋のブレンドは、ウイラのウォッシュドを主軸に、イルガチェフェのナチュラルを20%加えた構成です。ウイラのコクと甘みを土台にして、イルガチェフェの果実感で後味に変化をつけています。
この組み合わせは、上田が農園を訪ねた経験から生まれました。産地の環境と豆の個性を知っているからこそ、どう組み合わせるかの判断ができます。
ウイラの豆はシングルオリジンとしても、秋のブレンドとしても店頭でお試しいただけます。飲み比べてみると、それぞれの個性の違いが分かりやすいと思います。